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応用ケミカルバイオロジー特論の集中講義が行われました

応用ケミカルバイオロジー特論の集中講義が行われました
2009年7月23日から24日、お茶の水女子大学大学院で応用ケミカルバイオロジー特論第1回集中講義が行われました。講師はドイツWuppertal大学からお招きしたProf. Fabian Mohrです。「医療における金属-現在・過去・未来-」というタイトルで、金属錯体について、動画なども交えてわかりやすくお話いただきました。学内の学生や教員ばかりでなく卒業生や学外の方など、のべ130名も出席し、教室がいっぱいになるほど大盛況の講義となりました。
金属錯体は医療分野で広く利用されています。抗がん剤としてのプラチナ錯体や抗マラリア薬としての金錯体など興味深い内容に、みな熱心に聴講していました。Wuppertalの町や大学の紹介は、留学予定の学生にとっては特に興味深かったようです。講義の後、「もっと話をききたい」と多くの学生がProf. Mohrのところに詰めかけました。Prof. Mohrは若いとても親しみやすい先生で、質問にも気さくに答えていました。
23日の夕方には懇親会が行われ、ワイン片手に談笑の輪が広がりました。「満足した」「英語がわかりやすかった」など好評のうちに、国際化加速プログラム今年度初めての集中講義が無事終了しました。
応用ケミカルバイオロジー特論第2回目の集中講義は10月の予定です。