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応用ケミカルバイオロジー特論が開講されます!

2009年6月2日
7月23-24日に応用ケミカルバイオロジー特論第1回目講義が開講されます!(お茶の水女子大学大学院)
ケミカルバイオロジーとは、生命科学と化学の融合による新しい研究領域です。分子生物学的な手法と有機化学的な手法を駆使し、核酸やタンパク質などの生体内分子の機能を解明・理解することが目的です。このたびお茶の水女子大学で、東京医科歯科大学と共同で「応用ケミカルバイオロジー特論」を開講することになりました(大学教育国際化加速プログラム)。海外から講師をお招きし、すべて英語で行います。 お茶の水女子大学では、7月23~24日に第1回目の講義を行います。詳細は以下の通りです。2回目は11月の予定です。東京医科歯科大学では10月に集中講義を開講する予定です。講義の詳細は予定が決まり次第連絡いたします。大学院博士前期課程向けの講義ですが、博士後期課程、学部学生の聴講も歓迎します(聴講の場合は登録不要)。今後行われる講義も含めて、すべて聴講すると、理学専攻共通科目「応用ケミカルバイオロジー特論」の2単位を取得できます。受講希望者は7月6日~10日に、教務チーム(大学院担当 脇 内線5822)に申し込みをしてください。
<応用ケミカルバイオロジー特論 第1回目講義のご案内>
  「医療における金属 -過去•現在•未来-」 金属イオンは生命維持に不可欠なため、生体系の研究で金属の有用性が注目されています。金属錯体は抗がん剤などに使われており、医療分野でも金属錯体の重要性は増すばかりです。講義では医療における金属錯体について、研究の経緯から最新の話題や展望までDr. Fabian Mohrに幅広く講義していただきます。
[日時]
7月23日(木)10:40-12:20、15:00-16:30
7月24日(金)9:00-10:30
[場所]理学部1号館化学第一講義室(部屋番号415)
[講師]Dr. Fabian Mohr(ドイツブッパタール大学)
ご専門は有機金属化学、生物無機化学、貴金属触媒です。金やプラチナ錯体の生物活性について研究されています。
[内容]
7月23日(木)10:40-12:20医療における金属錯体(概論)
15:00-16:30癌治療におけるプラチナ錯体 (歴史と現在の研究)
7月24日(金)9:00-10:30金療法:医療における金化合物
その特殊な性質とこれを用いたリュウマチ、癌およびマラリアの治療
※7月23日18時から、Dr. Fabian Mohrを囲んで懇親会を行います。参加費は教職員2000円、学生1000円です。参加希望者は、7月17日までに申し込みをしてください。 (申し込み先:佐藤sato.narumi@ocha.ac.jp
<連絡先> 生命情報学教育研究センター 大学教育国際化加速プログラム
由良 敬(内線5514 yura.kei@ocha.ac.jp)
宮本惠子(内線2086 miyamoto.keiko@ocha.ac.jp)
佐藤成美(内線2086 sato.narumi@ocha.ac.jp)